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419話

「私たちはお前の敵じゃない」

林川は心の中で何を意味しているのか掴めず、彼に一体どういう意味なのかと尋ねた。

白枫も少し呆然としていて、ガスボンベを抱えたままどうすればいいのか分からなかった。温度はどんどん上がっていく。こいつに火がついたら、直接爆発はしないものの、その威嚇力は非常に大きい。

女性的な雰囲気の男が説明した。「我々は人に命じられて、雲上揺を叩き潰しに来た。おそらく我々が入ってきた時、お前たち二人が深夜にバーで居るのを見て。無意識に耗三爺の手下だと思い込んでしまった。だから誤解が生じたんだ。我々はお前の敵じゃない、こんな命懸けのことをする必要はないだろう」

「お前を一発殴っ...