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382話

「この頃、三爺は私たちに手を出す余裕がなくなってるわ。身に付いた悪臭を消すのに必死で、警察の対応だけでも頭を抱えてるはずよ。でも、あなたって一体何を考えてるの？こんな悪どい策をよく思いつくものね」

その知らせを聞いても、林川はまったく驚かなかった。

林川は自分の頭を指差した。「商売は頭脳で勝負するものだ。力任せで天下を取る時代は終わったんだ。大切なのは考えるだけでなく、実行する勇気だ。この先数日間は、電話で通報する相手を変えながら、警察に圧力をかけ続ける。ただし、通報に使う電話カードには気をつけろ。無記名のものを使え。見つからなければ金を出して買え」

「一枚の無記名カードで一回通報したら...