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346話

「狭い空間の中で、唐温柔は林川の目の前に立っていた。彼女の豊満な胸が林川の胸元に迫るほどだった。顔を真っ赤にして、うつむきながら彼女は言った。

「川お兄ちゃん、ありがとう」

林川は財布から千元を数えて彼女に差し出した。

「足りなかったらまた言ってくれ」

薬に手を出しているわけでなければ、もう少し貸してあげても構わないと思っていた。

唐温柔はお金を手に持ったまま、突然林川の股間に手を伸ばし、軽く握った。林川は全身に電流が走るような快感を覚えた。

彼女は頬を赤らめながら口を開いた。

「川お兄ちゃん、あなたが何を考えてるか分かるわ。ただ借りるだけじゃないから...よかったら私...」

林川の体は一瞬...