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1124話

とんでもなく豪華な出費だ。この金の仏像は少なくとも七桁はするだろう。

譚総の後ろには、旭兄たちも到着していた。アウディA6Lが四台、バックミラーには赤い布が結ばれ、ナンバープレートは付いていない。おそらく会社の社用車だろう。張平は名義下の多くの財産を売却したが、いったいどれだけの資金を回収したのか誰も知らない。こんな車を買うのも当然のことだ。

四台の車が停まると、旭兄、浩子、白楓、無口な奴、それに何人か見覚えのある顔ぶれが降りてきた。林川は名前を思い出せないが、合わせて十数人、これで林川の知っている全員だった。

浩子と白楓は頭を寄せ合って何やら話し込んでいる。

皆の表情はあまり良くなさ...