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1113話

「背後には張平という大物がついていて、しかもその実の甥っ子だ。周りには腕の立つ、やる時はやる子たちが集まっている。たった二ヶ月で雲上揺れバーのオーナーを蚕食合併したのに、張平の力は一切借りなかった」

最後まで言うと、萱萱は妖艶に笑った。

彼女はソファから立ち上がり、長く丸みを帯びた脚を踏み出して林川の目の前に歩み寄ると、そのまま彼の膝の上に座った。ピンと上がったお尻がその場所に乗せられ、一瞬にしてじんわりとした感覚が伝わってきた。林川は息を飲み、快感に身を震わせた。

硬くなったものが臀部の谷間に当たり、萱萱が少し動くだけで敏感な部分が擦れ合う。

彼女はくすくすと笑いながら手を林川の胸に置き、艶...