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1087話

谭総はさらに笑みを深め、林川は自分の失態に気づき、口をとがらせた。「くそっ」

彼は小声で口を開いた。「俺がどうして知ってるかじゃなくて、自分で考えついただけだ。証拠はないし、張平の方も何も動きはない。でもこの噂は、ずいぶん前から流れていたんだ。柳さんが最初、地元の張平を連れて、よそ者として、かなりの大金を持ってこの市に入り込んだ。そして来るなり、非常に直接的で強引なやり方で、この市の多くの事業を飲み込んでいった」

「気にしないようにしても難しいさ。誰だって恐れているんだ、いつ自分に手を出されるかってね。柳さんの組織は統制が取れていて、規律もあり、さらに巨大な規模を持っている。一番恐ろしいのは...