友人の絶世の美女な彼女

1085話

「いきなり行ったところで、彼らが私を信じるはずがない。あの時、自分の立場を話したのは、ウズラに聞かせるためだった。敵の敵は味方だからな。ただ、ウズラが私の予想以上に冷静で、一度も私を訪ねてこなかったとはね」

「私にできることと言えば、ただ待つことだけだった。ウズラが戻って、この件を張平に話してくれることを期待してな。今まで誰も接触してこないということは、張平側が私を信用していないか、あるいはウズラがこの件を張平に伝えていないかのどちらかだろう。まあいい、同盟が組めるなら組む。たとえ同盟が組めなくても、私、譚耀は柔らかい柿じゃない。誰かが簡単につまみ食いできるような男じゃないんだ」

彼は鉄の...