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107話

彼女が意識を保って家に帰れたことが限界だったんだ。だからこそ、林川に服を脱がせることを頼んだのだろう。

ベッドに横たわる彼女の姿を見つめると、あの大きな宝物がまた眠りの中で目覚めようとしていた。今、林川が彼女を抱いても、彼女はきっと気づかないだろう。

林川の心に邪な考えが浮かんだ。今日は彼にとって、絶好の機会かもしれない。

秦悦の襟元からは、雪のような白い双丘がこぼれ落ちそうになっていて、あまりにも魅惑的だった。さらに視線を下に移すと、体にぴったりとしたワンピースの下には長く白い美しい脚が伸び、黒いハイヒールを履いた足元まで続いていた。まるで成熟した豊満な若妻のように、セクシーで色気があ...