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999話

しかし、この一部の会話だけでも、周浩は驚きと興奮を隠せなかった。この瞬間、彼の体は強く反応し始め、どこかで女性を見つけて激しく欲望を発散させたいという衝動に駆られた。さらに彼の頭には、あり得ない妄想まで浮かんできた。優雅で教養のある知的な母親があの男に弄ばれる様子を目の前で見ながら、自分も狂ったように欲望を発散させるという、そんな考えだった。

周浩は部屋の中から聞こえてくる恥ずかしげな会話に耳を傾けながら、見た目は地味な李有金という年配の男性がこれほど凄いとは、と心の中で感心していた。初めての出会いで、自分の母親を落としてしまうとは。

一方には長い間の寂しさと抑圧、もう一方には酒の刺激、そ...