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975話

李有金が別の皿を鍋台の脇に置くふりをして、再び熱い視線を周浩の母親の曲線に向けた瞬間、はっとした。周浩の母もちょうど視線を移し、二人の目が合ってしまったのだ。

二人の奇妙な視線がぶつかるや否や、慌てて目を逸らした。李有金は少し気まずくなった。さっき周浩の母のオレンジのような豊満さを密かに眺めていたところを、現行犯で捕まってしまったのだから。

周浩の母の方も、実は料理を盛り付けるふりをしながら、こっそり李有金を二、三度見ていた。李有金は横向きになれば股間が目立たないと思っていたようだが、むしろそうすることで膨らんだ股間がより一層目立ってしまうことに気づいていない。それを見た周浩の母は胸がどき...