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93話

丁香のような小さな舌を伸ばして唇を舐め、思わず片手が自らの豊かな胸に覆い被さり、先ほど叔父さんが揉みしだいた手つきを再現し始めた。二本の指で突起を軽く摘み、ゆっくりと擦り始める。

一瞬、電流のような異様な感覚が全身を貫き、体中がしびれるような心地よさに包まれる。

ベッドの端に斜めに腰掛け、小さな手でまだ柔らかい状態の大木を握る。自分の手が肥料となって大木を元気にし、自分の雨水がさらにそれを生き生きとさせると信じていた。

考えるほどに体は熱を帯び、耐え難くなり、片手で自分の服を脱ぎ始める。

衣服を脱ぎ捨てた小さな手は、滑らかで柔らかい肌の上を這い回る。体は朱に染まり、欲望も少しずつ積み重なってい...