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791話

「しかし李有金にとっては、損をしたとも言えないだろう。久しぶりに黄家の月嫂に会えたし、彼女の様子を見る限り、自分と何かあることも拒んでいないようだった。

李有金はそのまま、隣で腕に抱きついてくる初々しさと色気を兼ね備えた若い女性と共に通りを歩いていた。

「晴、今夜は本当に僕にくれないの?」

人通りのない脇道を歩きながら、李有金はまた黄家の月嫂のみかんに手を伸ばした。

黄家の月嫂は前に歩きながら、先ほどと同じように李有金の親密な行為に抵抗せず、何とも言えない興奮とスリルを感じていた。

頬を赤らめた黄家の月嫂は、ポニーテールを先ほどより速く揺らしていた。

「悪いおじさん、バカなの?私、...