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752話

しかし、梁文清が本当に絶望したのは、この見知らぬ恐ろしい人物が、自分のすべてをあまりにも詳細に把握していることだった。

李有金はちょうど警備室から出て、マンション敷地内をのんびりと巡回していた。スマホを見ると、昨夜の梁文清からメッセージが届いていた。

「どうしてそんなに詳しく知っているの？あなたは一体誰なの？それに、何がしたいの？話すなら、はっきり言ってください。こんな意味不明な嫌がらせはやめて」

このメッセージを見て、李有金は思わず舌打ちした。

女というのはどいつもこいつも頭がおかしいのではないかと本気で思った。

以前の金瑶もそうだったし、今度のこの梁文清もそうだ。

李有金は顔を上...