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710話

「さて、緊張感も消えて、口をゆすいでスカートを整え、ついでに太ももに引っかかった黒いセクシーなインナーを上げる」という状態の楊琴が、李有金と二人きりで向き合っていた。

「正直言って、今夜はかなりスリリングだったわね。まさか雅芳がこんな場所で映画を予約するなんて思わなかったわ。雅芳って、私生活が乱れてるのかしら?彼女と彼氏の関係はどうなの?」

李有金はちょうどズボンを上げながら、自分の側に歩み寄ってきた楊琴に尋ねた。

楊琴の熱い体は、ぴったりとしたストレッチのワンピースを通して、李有金の体に密着し続けていた。

李有金の言葉を聞いて、楊琴は思わず「くすくす」と笑い始め、身体を揺らす度に、そ...