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672話

さっき李有金は、若い娘の太ももや背中をこっそり眺めていたところを劉雅芳に現行犯で捕まってしまったと感じていた。

李有金は緊張して身体をくるりと回し、忙しそうな振りをした。

彼は自分の緊張からとった行動により、さっきまで強く反応していた下半身の様子も劉雅芳にはっきり見られてしまったことに気づいていなかった。

劉雅芳のきらきらした目は、李有金のズボンの前がこんなにも誇張するほど大きなテントを張っているのを見て、驚きと好奇心を宿していた。

その目は何か企んでいるようだったが、継母の楊琴がここにいるため、劉雅芳は何も言わなかった。

「やっぱり僕がここで手伝いますよ。こういう作業は慣れてるし、僕はそんな...