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563話

まるで夢のようだ。李有金は自分が遭遇している状況があまりにも荒唐無稽なのか、それとも自分があまりにも幸運なのか、分からなかった。

李有金が身につけている下着はすでに膨らみ始めていた。二人の男はそのような無頓着な姿で客間を通り抜けた。

廊下に入り、主寝室まであと数メートルというところで、先を歩いていた孫言が突然足を止めた。

李有金が不思議そうに孫言を見ていると、孫言は説明した。「さっき寝室を出たとき、シャワーを浴びるのを忘れてた。今回は君も妻も別々に体を洗ったんだから、俺もしっかり洗ってくるよ。先に寝室に行っていてくれ」

「あ、それと、絶対にゆっくりやってくれよ。俺を待っててくれ。シャワ...