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46話

蘇櫻は叔父の後ろについて歩き、気分も上々だった。数日会わないうちに三秋を経たような気がした。

何より今日は物語を聞けることが楽しみだった。

李有金は今日、本当に気分が良かった。蘇櫻が来ただけでなく、先ほど彼女を見た時、まだ少し胸の高鳴りはあったものの、だいぶ落ち着いていた。

昨日自分で分析した結果、今自分が何に悩んでいるのかが分かるようになった。これらを理解した上で蘇櫻を見れば、平常心でいられる。波はあっても抗えるほどに。

贈り物を持って部屋に入れて置き、蘇櫻も先に自分の部屋へ戻り、衣装ダンスを確認した。下着などは触られた形跡がなかった。

叔父はそんな下品なことはしないだろうと思っていた。安心...