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454話

李雅は少し行き過ぎたと感じていた。来る前から李有金が彼女を手に入れたいと執着していたことは、彼女の心の中では十分に理解していたからだ。

王強の調子はずっと良くなく、毎回ちょっと気持ち良くなったかと思うとすぐに萎えてしまう。李雅も心の中では欲しくないと言えば嘘になるし、まして李有金に毎回触られたりキスされたりして、あれこれと好き放題されるわけにもいかない。

李有金のあの大きなモノや、あの逞しくて引き締まった健康的な体を思うと、李雅は自分のショーツが以前よりもさらに湿っていることに気づいた。

李有金がこんなに辛そうで落胆しているのを見るに忍びなく、李雅はこっそりと周りを見回してから、手を伸ばして李...