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450話

「お母さん、てっきり二人で静かで誰にも邪魔されない場所で話し込んでるのかと思ったわ。もう日も暮れたのに、まだ連絡もないし。心配になって見に来たら、まだここで話してるなんて」

同じように若くて美しい二人の女性が近づいてきた。手には上品な薄い色の買い物袋を提げている。その時、火のような性格の劉雅芳が義理の母である楊琴に言った。

「ママ、このまま話続けたら?ちょうど今夜、友達がバーに誘ってくれてるから、飲みすぎたら友達のところに泊まるわ。李おじさん、あとで話が終わったら、母さんを家まで送ってあげてくれない?必ず家まで送り届けてね」

劉雅芳は口達者で、来るなり立て続けにまくし立てる。

李有金は...