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331話

前に金瑶の家で少々やったものの、まだ完全に発散しきれていなかった。その欲望の火が今また煽り立てられていた。

李有金は深呼吸を二度ほどして、燃え上がる欲望を必死に抑えながら、しゃがみ込んでタンスの溝に仕切り板を取り付けようとした。

この作業は単純で、数分もあれば終わった。

李有金が寝室から出ると、孫言と霍菲が二人ともリビングにいた。霍菲は真面目な顔で夫の隣に座り、さっき寝室で行ったことなど何もなかったかのようだった。

「直しておきました」と一言告げると、孫言は笑顔で頷き、確認もせずに李有金にお礼を言った。

李有金の胸中は奇妙な感覚でいっぱいだったが、それと同時に刺激的でもあった。相手の妻に触れた...