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316話

今夜、金瑶はリビングでテレビを見ていた。夜の十時を過ぎてもまだ休んでおらず、親友の霍菲が金瑶と話していた。

霍菲の夫は一日中家にいるが、まるで生ける屍のように役に立たず、することもないので彼女はここに来て金瑶と過ごしていた。

霍菲は金瑶が上の空で自分と話しながら、絶えず携帯を見ていることに気づいた。

「金瑶、何に夢中なの?どこの男と話してるの?」

「そんな顔を赤らめて、まるで発情期みたいね。こんなに長く男の味を知らずにいて、もう我慢できないの?最近私も学校で授業してると、思春期の子たちに体を見られて、ちょっと我慢できなくなるのよね」

霍菲は中学校の教師で、表向きは謹厳実直で冷静だが、...