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1195話

翻日二日目に目覚めると、李有金は体中に力が満ちているのを感じた。この感覚は悪くない、どう言っても今まで英気を養ってきた成果だろう。

出勤前に李有金は王強に一瞥をくれたが、彼が大の字になって気持ちよさそうに寝ているのを見て、邪魔をせずにそのまま部屋を出た。マンションの入り口で軽く朝食を済ませてから、直接当直室へと向かった。

当直室に着くと老黄とちょっと世間話をしたが、今日は消防署の方が点検に来るということで、老黄は二言三言話すとすぐに見張りに行ってしまった。

李有金は王珊がまだ来ていないことを知り、心の中でこの経理はまた何をしているのだろうと思った。

実は李有金が知らないことだが、王珊は縄...