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1188話

今度は李有金が困った状況に陥っていた。目覚めたばかりで血の巡りが早くなっているところに、若さと活力に満ちた少女が自分の上に乗っている。李有金は自分の反応が徐々に現れ始めていることを感じていた。

胡詩曼は服越しとはいえ全身を李有金に密着させ、彼の上から近距離で見つめ合っていた。その瞳があまりにも美しく、李有金は見れば見るほど魅了されていった。

「私が寝てる間にこっそり私を可愛がったくせに、私があなたの上に乗っかるのはダメなの?それに、あなたは母の親友で、私の叔父さんなんだから、甘えてもいいでしょ?」胡詩曼は唇を尖らせながら言った。

李有金は深呼吸をしながら、若く活力に満ちた女性が自己の上に...