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1053話

李有金が言葉を続けながら、既に両手は梁文清の光沢を放つ艶やかなストッキングを引き裂き始めていた。

李有金の巨大な力の前に、一見しっかりとした作りに見えるストッキングも耐えられるはずもなかった。

寝室に「ビリッ」という引き裂く音が響き渡る中、横たわる梁文清はその荒々しい大きな手が這い上がってくるのを感じていた。太ももの外側や脚のあちこちでストッキングが引き裂かれていく感触が広がる。

梁文清は団地の門番であるこの男の動きに合わせて自分のストッキングが破られていく音を聞くたび、その引き裂かれる音さえも何故か興奮を誘い、様々な想像が頭をよぎるのを感じていた。

引き裂き終わると、黒いストッキング...