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1020話

しかし李有金の動きが続くにつれ、女性は自分の灼熱の花園を出入りする恐ろしいものに、耐え難い痛みの他に、別の感覚が徐々に湧き上がってくるのを感じていた。

「うつ伏せになれ、お前のみかんをもっと高く上げろ。俺が解放したら許してやる」

李有金はそう言いながら、女性のみかんを軽く叩いた。

女性は艶やかな唇をほとんど血が出るほど噛みしめ、すすり泣きの中で息も一つ一つ途切れ途切れになり、まるで子供のようだった。

絶望した女性は苦しみながら目を閉じ、涙で濡れた顔を伏せ、後部座席に突っ伏した。こうして元の姿勢に戻り、自分のみかんを高く突き出したが、みかんの奥深くには、あの恐ろしいものがずっと留まったま...