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1002話

「ずっと反応してるわけじゃないのよ。ちょっと想像したり触れたりするだけで、すごく強く反応しちゃうの。やっぱりこの補酒の効果はすごいわね」

李有金は自分の大げさに大きなものを苦労して押し戻すと、適当にジッパーを上げ、隣で髪を整えている周浩の母親に尋ねた。

周浩の母親はそれを聞いて気持ちが妙になってきた。かつて自分の夫もこのお酒を飲んだが、それでも三、五分ともたなかった。先ほどの李有金の何気ない一言で、周浩の母親も自分のこの奇妙な状態に気づいた。感情が普段よりも強くなりすぎて、制御できないだけでなく、体の反応も心の中の絶え間ない妄想も、頭の中はそういったことでいっぱいで、強い渇望と欲求ばかりだっ...