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820話

「本当の行為ではなかったけれど、二人とも絶頂に達していた。

「静姉さん、ごめんなさい。わざとじゃなかったんです」

私は静姉さんのズボンを見て恥ずかしそうに言った。さっき我慢できなかったからだ。

静姉さんは恨めしそうに私を一瞥したが、何も言わずに立ち上がって浴室に入って体を洗い始めた。

私も一緒に入って洗いたかったが、静姉さんが怒るかもしれないと思った。

ティッシュで軽く拭くしかなかった。

静姉さんもほんの簡単に体を洗っただけですぐに出てきて、私を急かした。「小寧、早く帰りなさい。このあと夫が帰ってきたら困るわ」

実は私も静姉さんの夫が突然帰ってくるのが心配だった。うなずいて、帰ろうとしたとき、...