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819話

静姉さんも困り果てた表情で、私が密着したままでいることを受け入れるしかなかった。

静姉さんのそんな表情を見るほど、私の興奮は高まり、思わず少し動いてしまった。すると静姉さんの体が一瞬震え、私をより強く抱きしめ、二人の距離はさらに縮まった。

静姉さんの体の震えを感じ、怒らせてしまったかと思い、急いで話題を変えた。「静姉さん、お子さんは?」

「朝、義母の家に、連れて行ったの。ま、まだ迎えに行ってないわ」

今や静姉さんの息遣いはどんどん荒くなり、言葉もやや不明瞭になっていた。顔は真っ赤に染まっている。私はさらに興奮し、静姉さんの体をしっかりと抱きしめ、そのまま唇を重ねた。

元々二人はぴった...