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662話

私はそうして沈黙の中に陥ってしまった。こんなに近くで紅姐を見ていると、彼女の胸の大きさが並大抵のものではないことに気づいた。

以前、誰かから聞いたことがある。胸が大きく見える女性でも、実際はたいしたことがない場合もあるし、反対に小柄で可愛らしく見えても、実は豊かな内容を秘めている女性もいるのだと。

今日、紅姐の真の姿を目の当たりにして、やっと分かった。彼女はまさに、秘めながらも露わにしない美女だったのだ!

こんな素晴らしい肢体を見つめていると、頭の中でいろいろな想像が膨らんだ。だが突然、紅姐が潤んだ瞳で私に媚びを送っているように感じた!

こんな状態の紅姐は本当に数回しか見たことがない。...