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6話

「僕はただ盲目を装い続けて、何も知らないふりをして、叔母さんを誤魔化すしかない。」

「そうなんだね、大丈夫よ、続けてマッサージしてくれて。こうされると気持ちいいわ」叔母さんはそう言いながら特に恥ずかしそうにして、こっそり僕を一瞥した。僕が見えないと思い出したからか、安心したようだった。

僕の心の中で考えることが増えるにつれ、手の動きもゆっくりと変わっていき、押すマッサージから往復の摩擦へと変わっていった。

摩擦を続けるうちに、叔母さんの反応はどんどん強くなり、彼女の艶めかしい様子を見ていると、僕の中の熱がさらに増していく。

動きも思わず大きく速くなり、叔母さんの表情が急変した。唇を噛み...