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453話

「長い間考えた末、柳芳の出した決断に、私は心から感謝した。

もしあのビデオが李飛の手に渡れば、私のこれまでの努力はすべて無駄になってしまう。

今、柳芳があのビデオを渡すことを拒んでくれた以上、私たちにはまだチャンスがある。

「てめえ、死にたいのか。まずはお前をとことん痛い目に遭わせてやる」

豹哥は柳芳の返答に完全に頭に血が上り、無謀にも手を出して柳芳の喉を掴もうとした。

この三号胡同は無法地帯だ。ここで彼が柳芳をどれだけ痛めつけても、誰も関わってこない。

「逃げるぞ！」

豹哥が突然柳芳に手を出すのを見て、私は急いで飛び出し、豹哥の肩甲部に強烈な一撃を加え、その一発で...