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432話

「レースの向こう側から、柳芳の熱情と魅力が伝わってくる。

普段は『辛口な女の子』のイメージだったのに、こんなにも情熱的だったなんて。彼女の体に触れると、心の奥底から満たされる感覚が溢れてきた。

私がその感覚に浸っていると、柳芳も動き出した。自分から唇を寄せてきて、キスをしてきたのだ。

彼女のねぎのように白く細い指が私の下半身をつかんだ瞬間、今日の自分は完全に理性を失ったのだと悟った。

目の前の愛らしい女性を抱きしめ、彼女の柔らかな肌の感触を一寸一寸味わい、優しさと甘美さを堪能した。二人は互いの体を撫で合い、お互いの魅力を楽しんだ。

「小寧、すごい大きいわね!素敵」

欲望に身を焦がし...