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408話

私から見れば、左小明は正義感に溢れていて、秋桃を身を挺して救ったことから、かなり良い人だと感じた。

私はずっと信じている、人格の良い人は、どんなことをするにしても、少し安心して任せられるものだと。

私は真剣に左小明に言った。「左社長、お気遣いなく。今日のあなたの行動には本当に感服しました。最初はあなたに依頼するか少し迷っていたんですが、左社長のこういった人柄を見て、もう左社長の探偵事務所に決めました」

私の言葉は単に事実を述べただけだったが、私にはわかった。私の言葉を聞いて、左小明の心も嬉しそうだということが。

その後、私は左小明と私が探偵を雇う際の詳細な要件について話し合った...