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372話

「いいえ、七千元のためだけにこの仕事を得るために色を売るくらいなら、この仕事はいりません。外に出してください」

程静雅はそう手をぎゅっと握りしめながら言った。彼女のはっきりとした返答は、明らかに頭を下げていた三人の女性たちを刺激した。

「ふん、偽善者め、何を気取ってるの。あなただけが高潔なわけ?月七千元ももらえるのに断るなんて」

程静雅の言葉に最初に腹を立てたのは、あの三人のへりくだっていた女性たちだった。彼女たちは進んで肖総に頭を下げながらも、同僚には牙をむいたのだ!

「ハハハ、せっかく来たんだから、そう簡単に帰すわけにはいかないな。お前たち、行け」

三人の美女の言葉に肖総は非常に...