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37話

「僕の言ってることは間違ってますか、叔母さん?」と私は恥ずかしそうに尋ねた。

叔母さんは胸の前で腕を組み、むくれた表情で私を一瞥し、ふんっと言った。「まあいいわ、当たってるわね。でもまだ二つだけよ、もう一つは?」

「叔母さん、僕は頭が悪くて、この二つしか思いつかなくて」と私は照れ笑いをした。

叔母さんは私が恥じらっているのを見て、からかうように笑った。「元軍人のあんたが、まだ顔を赤らめるなんてね」

自分が赤面していることにも気づいていなかったが、そう言われてさらに恥ずかしくなり、慌てて言った。「叔母さん、僕は照れ屋なんです」

「あんたが照れ屋?」と叔母さんはふんっと言った。「他人の奥...