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365話

しかし李副社長の顔の険しさはすぐには消えず、何かを堪えているようだった。そして、彼女の目が湿り始めた。

彼女は明らかに苦しんでいて、こう言った。「小寧、まさか私の兄の検死報告を頼んだのに、あなたがあんな女と山登りをしているなんて思いもしなかったわ。兄の亡骸もまだ冷めないうちに、あなたはこんな不真面目な行動を取って。私があなたをこんなに信じていたのに」

「知ってる？この写真は全部肖茉莉が私にくれたのよ。私が自信満々に検死報告書はすぐに手に入ると言って、あなたにこの件を任せたとき、彼女はただ笑って、こんな写真を見せて私を嘲笑ったのよ！」

李副社長の言葉は、最後になるほど激情を帯びていた。

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