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364話

幸いなことに、この二日間、彼女はこの件のことをすっかり忘れたかのように、遺体検査の報告書について一切聞いてこなかった!この二日間、私は江依鸿姉妹と過ごす以外にも、一度叔母さんを訪ねていた。

叔父さんがいなくなり、叔母さんは広い家に一人でいることに不安を感じていた。私は叔母さんとずっと話し込み、遺体検査の報告書の件で障害が出て、予想していたほど早く叔父さんの検査結果が手に入らないかもしれないことも前もって伝えておいた。

叔母さんは私を急かすことはなく、私がそばにいてくれるだけで十分だと言い、財産のことなど気にしていないと言ってくれた。

その言葉を聞いたとき、私は心から感動した。叔母さんの私...