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363話

私は江依鸿がそういう女性だと感じている。彼女は本来ならもっと良い生活を選べたはずなのに、欲望と男の身勝手さによって、今の悲劇的な状況が生み出されたのだ。

現代人はとかく極端に打算的で、今ある富と享楽を失わないために、誰一人として現状を変える勇気を持たないのだ！

私は感情が高ぶり、江依鸿の黒髪を一筋一筋撫でながら言った。「依鸿、君は本当に美しい！じっくりと味わわせてもらうよ」

なぜこれほど感情が高ぶったのかは自分でもわからない。おそらく江依鸿の素晴らしい肢体に酔いしれたからだろう。だが、彼女と山登りをし、歩行者天国を共に歩いた時、確かに彼女の魅力的な一面を感じていた。

このとき、江依燕は...