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35話

「もしそうなら、それは僕が小叔母さんの芳沢に触れたいという願いが、もうすぐ叶うということなのか?」そう考えると、頭の中に小叔母さんの白くてすべすべした体が浮かび、期待で胸がいっぱいになった。

食事の後、僕は車で小叔母さんを空港まで送ることになった。

家を出てすぐ、助手席に座った小叔母さんが僕に尋ねてきた。「小宁、あなたの叔父さんから何か言われた?」

僕は首を振った。「特には何も。ただ今夜も続けるようにって言われただけです」そう言って、小叔母さんが怒らないかと恐る恐る彼女を見た。

小叔母さんはうなずき、ため息をついた。「彼の思惑は外れることになりそうね」

「どうしてですか?」僕は困惑し...