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1119話

朴正恩は得意げに笑った。

私にはよく理解できなかったが、すぐに張敏が株式のことについて説明してくれた。

要するに単純な話で、百パーセントの株式制度だった。

私は蕭玉から権限を与えられ、三十五パーセントの株式を持っている。高麗が十五パーセント、さっき私に向かって吠えていたあの小娘が十五パーセント、そして残りの三十五パーセントは元々分散していた。

しかしたった一日で朴正恩がそれをすべて自分の手に収めてしまったのだ。

簡単に言えば、朴正恩も今や三十五パーセントの株式を持ち、私と同等の立場になったということだ。

私という代理取締役は絶対的な発言権を失ったわけだ。

しばらく考えた後、私は朴...