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1116話

「彼女は両目で私を期待に満ちた眼差しで見つめていた。

今この場に一匹のオス犬が来ても、蕭玉は飛びつくだろう。まして今、目の前に立っている私なら尚更だ。私はしゃがみ込み、手を伸ばして彼女の白い太ももに触れた。

蕭玉の体はすぐに震え、思わず口から甘い声が漏れ、唇を舐めながら快感に浸った。

しかし私の動きが止まるとすぐに、蕭玉は再び欲望に耐えきれなくなり、体をくねらせながら懇願した。「小寧、助けて、早く助けてくれない?」

「いいよ。でもこれからは僕の言うことを聞くんだ」

私は彼女の目をじっと見つめて言った。

「何でも聞くわ、何でも言うこと聞くから」

蕭玉は今や完全に欲情の炎に包まれ、取...