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465話

孫盛泉も明らかに感じ取ったようで、その瞬間、涙を流しながら叫んだ。

「兄さん、孫家全体を背負う必要なんてないんだ。兄さんには自分の人生がある。一生を孫家のために生きる必要なんてないんだよ。

それに、兄さんは孫家を這い上がらせるためなら何でも構わない。自分の国すら売り渡せるなんて。

兄さん、僕が知らないなんて言わないで。兄さんが何をしているか、僕はちゃんと分かってるんだ。

蕭沐が中東に行けば何が起こるか、兄さんだって考えたはずだ。もし本当に兄さんの思い通りになったら、どれだけの人が死ぬことになる。

兄さん、自分の欲望のためにこんなことをしちゃだめだよ。

兄さん、お願いだから、もうやめて。

体の中...