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352話

「ハオズは、そもそもこの電話に出るつもりなど毛頭なかった。アルーというこの小悪魔は本当に手に負えない。彼女の上で死んでしまいたいほどだった。

一方、アルーは声が枯れるほど叫び、気を失いそうになっていた。彼女は本当にハオ兄の能力がこれほど強いとは知らなかった。もし知っていたら、あんなに媚薬を飲むことはなかっただろう。

アルーが今日何度目かの絶頂に達したとき、またもハオ兄の携帯が鳴った。

ハオズはアルーの体の上に覆いかぶさり、彼女が極限に達した時の痙攣を感じながら、気持ちよさに息を荒くしていた。だが、携帯の着信音が再び彼の快楽を中断させた。

ハオズは思わず罵った。「くそっ、どいつだ目障りな...