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185話

「陸沢は一体どうしたんだ？彼女の話を聞くと、中東の戦場に関わるつもりみたいだが...中東がどんな場所か分かっているのか？あそこでどれだけの兵士が命を落として、遺体すら見つからないことか」

萧沐はそう考えながら、さらに思いを巡らせた。

「陸首長はこのことを知っているのだろうか？」

「陸首長がそんな危険な場所に陸沢を行かせるはずがない。どれほど大きな軍功を立てようと、命を失ってしまっては何の意味もないじゃないか」

普段の陸沢の短気な性格や、男のような気質を思い返すと、萧沐は足の指でも考えられるほど明らかだった。これは間違いなく陸沢自身が決めたことなのだろう。

「いけない、陸首長に伝えなけ...