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17話

人々は振り向いて見ると、林微然と並んで校の花形と称される王語嫌だった。

有色界の先輩が言ったことがある。王語嫌は『神雕侠侣』の小龍女にそっくりだと——いや違う、『金瓶梅』のヒロインのようだ。まさに蓮の花のように、可憐で控えめな美しさを持っていると。

教導主任は小王を見て、目を瞬かせた。「あなたが行くの？」

王校花はうなずいた。「私は生活部の部長ですから、同級生を助けるのは当然の務めです」

「いいよいいよ、じゃあ蕭沐を保健室に連れていってあげて」

誰かが助け舟を出してくれたのは願ってもないことで、教導主任は急いで同意した。

林微然と蕭沐というこの二人の厄介者を引き離せるなら、他のことはどうでもよ...