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955話

立ち上がり、宋陽の周りを一羽の白鳥のように舞い踊った。

李若藍は以前ダンスを習っていたため、その舞姿はかなり優美だった。

しかし、宋陽の目には、ただ上下に揺れ、左右に震える雪のように白く丸みを帯びた二つの膨らみしか映らず、頭の中はその誘惑でいっぱいになっていた。

「若藍!義理の妹よ!義兄さんはもう我慢できないよ!」

宋陽はついに心の中の欲望と体の熱さに耐えきれず、突然李若藍の柔らかな体を抱きしめた。

強い手で乱暴に李若藍の襟元を掴むと、思い切り引き裂いた。揺れ動いていた雪のような白さの二つが、まるで放たれた兎のように弾むように飛び出した。

「きゃっ!お義兄さん!やめて!触らないで!」李若藍は驚...