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861話

「きゃっ!」

徐薇は思わず悲鳴を上げ、すぐさま恥ずかしさで目を手で覆った。

「陽お兄ちゃん、どうして下着も履かずに寝てるの?恥ずかしすぎる」

宋陽は微笑みながら、すかさず自分の"資本"を隠し、わざと気まずそうに言った。

「ごめん!着たくないわけじゃないんだ!俺、替えの下着がなくてさ。晓婷の下着を借りるわけにもいかないだろ?」

「それもそうね」

徐薇は顔を真っ赤にしながら、こっそり宋陽の下半身をもう一度ちらりと見て、恥ずかしそうに宋陽の布団に潜り込んだ。ベッドに横になり、宋陽に横向きになったまま、照れくさそうに尋ねた。

「陽お兄ちゃん、私と晓婷、どっちが可愛いと思う?」

「え?なんでそんな...