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805話

「うん、分かってるよ、妍妍はそこにいるんでしょ?この機会に義兄さんがしっかり抱きしめてあげるよ!」

宋陽は馮程程が抵抗する様子を見せないのを確認すると、さらに調子に乗って一気に馮程程を抱き寄せ、息を荒げながら頬を赤らめた義理の妹を興奮気味に見つめて言った。「程程、義兄さんにキスさせて!」

「エッチ!いつも義理の妹に手を出そうとして、セクハラしようとして!もう最低!」

馮程程は口では宋陽を非難しながらも、自ら宋陽の体に寄り添い、長いまつげをパチパチさせながら魅惑的な瞳を閉じ、色っぽく息を弾ませて顔を上げ、宋陽の唇を待ち受けた。

宋陽は興奮して思わず唾を飲み込むと、頭を下げて馮程程の唇を強...