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676話

「研研がちょっと小さな声でぶつぶつ言うのを聞いて、彼女の反応を密かに観察していた宋陽は心の中で喜び、手と口の動きをさらに熱心にし、絶えず手法を変えながら研研を挑発し続けた。

「あぁん、義兄さん、何してるの、触られるとすごく苦しいわ、もうやめて」

研研は呻きながらつぶやき始めた。口では嫌がっているものの、心の中では別の声が響いていた。

「もう死にそう、ジーンズ越しだと本当に苦しい!どうしてどんどんかゆくなるの、このバカ義兄!意地悪な義兄!もっと強く触れないの?私が中に触らせないから、このバカはジーンズ越しに触るだけ。こんな触り方、何の意味があるの!本当に男らしくない!」

今回、宋陽は研研...