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655話

「こんなに刺激的で魅惑的な光景に、欲望の強い二丫妹はすっかり心を乱されていた。

蘭蘭は十数分も懸命に続けたが、宋陽がまだソファに悠然と横たわって楽しんでいるだけなのを見て、頬を押さえながらがっかりして、落胆した様子で言った。

「宋総、すごすぎますよ!私、もう口が痛くなってきたのに、あなたはまだ感じてないなんて。もう、ダメ!降参します、それでいいでしょう?」

「はははは」

傍らにいた汪校長は宋陽を羨ましげに見ながら、にこにこ笑って言った。

「蘭蘭がさっきあんなに一生懸命サービスしてくれたんだから、宋総の勝ちということでいいだろう。我らが宋総は天賦の才能があるからな。蘭蘭、お前は相手にならないよ...